以前は「消費者金融」=「闇金融」みたいなイメージを持っていました。
よくテレビドラマなどで、昼も夜もお構いなしにドアをガンガン叩いて「おい!ごるぁぁああ! 金返せこの野郎!」のイメージが強かったんですよね~(笑)
しかも金利は法外、お金を返さないと男性なら「腎臓」「肝臓」「角膜」売買にタコ部屋、女性は「風俗」に飛ばされる。
みたいな… (マンガの見過ぎですがw)
いま考えると「消費者金融」に対して何か凄い偏見ですね。
きちんと法律を守って営業されている消費者金融がほとんどだと思います。
ただ、実際にいまでも「闇金」と言われる「高利貸し」は存在するようです。
出資法の関係でグレーゾーン金利が無くなった現在、金利の上限は20%ですが、いまでもそんなことはお構いなしに、高い金利で貸している金融会社もあり、返済が滞ると厳しい取り立ても行うようです。
ただし取り立ての方法に関しても以前のような暴力的な取り立ても少なからず存在する一方、振り込め詐欺ではありませんが、どんどん巧妙化しているような話も耳にします。
正直、「闇金融」か「正規」の金融会社か見分けるのは意外に難しいようで、登録番号が折込広告やホームページに記載されている場合でも「闇金融」の可能性の場合もあるようです。
パターンとしては、登録番号自体が全くのデタラメ や、正規の登録番号だけど実際の融資では高金利 など、背に腹は代えられない状態の方からすると、そんなことを確認している余裕もなかったりし、借りてみたら法外な金利だったと言うこともあるようです。
まず「無審査」と謳っている場合は、ほぼ「闇金融」と言っても良いでしょう。
次に「収入証明書不要」で「50万円以上OK」の場合も疑う必要があるでしょう。(銀行を除く)
どちらにしても「総量規制」がある以上、審査をしたうえで、50万円以上必要な場合は「収入証明書」の提出が必要になるはずなので、闇金融かどうか見分けるポイントの材料として覚えておくと良いかもしれません。
キーワードは「総量規制」「出資法」「無審査」「収入証明書」「上限金利20%」「50万円」、闇金融でキャッシングをしてしまわないよう十分気を付けて下さい。
広告と実際の融資条件が違う、返済が遅れたとたん態度が一変、悪質な取り立てにあっているなど、万が一、闇金融でキャッシングをしてしまったかもしれないと思ったら、専門の弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。